”食を最強の習慣に!” ~社長自らエプロン姿で料理を!大田区・住宅リフォーム会社のユニークなランチ風景~


ライター福岡です。2020年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年、私が選んだのは「暮らしの質をあげる×エフォートレス」いうテーマです。昨年猛烈に仕事にチャレンジしてみた結果、家族との時間や日々の家事など、何か大切なものを置き去りにしたような気持ちになりまして。仕事をするのは何のため?と考えたときに、日々の生活は何より大事。今回はそんな、仕事もプライベートも!という欲張りな私の挑戦vol.1、毎日の食事についての話題をお届けします。

社長自ら手ごねハンバーグを振る舞う!
㈱キタセツ・北川社長の健康経営

早速ですが、皆さんは一日にどのくらいキッチンに立ちますか?

わが家は夫のお弁当作りにはじまり、食べ盛り3人息子の心とお腹を満たすのがキッチン仕事。買出しにメニュー作りから後片付けまで「料理」にかなりの時間を使っています。とはいえ、1時間以上かけて夕飯を作っても、食べるのは一瞬。毎回感想が聞けるわけでもなく、時には美味しくないと文句を言われることも(涙)。手作りの方が体に良いと分かってはいても、なんだか時々報われない気持ちになるのは私だけでしょうか…?

そんな時に出会ったのが、今回ご紹介する地域密着の住宅リフォーム会社・株式会社キタセツ(東京都大田区)の北川社長でした。なんと、社員の健康のために、全員分のランチを社長が手作りしちゃうというのです!早速ランチ作りのお手伝いという形で密着取材をさせていただきました。

コンビニ弁当とカップラーメンに
立ち上がった北川社長

今日はよろしくお願いします!とご挨拶した瞬間、目の前に広がる”普通”の食材に驚いた筆者。まさか、本当にこの状態から作るとは…!!


北川社長(以下北川):毎日ね、20人分作るんですよ。10時半に近所のスーパーに買い物に行って、11時料理開始。12時に社員が上がってくる前にサラダとメイン、味噌汁を準備します。あと納豆ね。体にいいので。

忙しい社長業の傍ら、1日2時間近くを「社員の料理」に割く北川社長。この手作りランチプロジェクトにはどんな意味があるのでしょうか。

ーこの手作りランチをはじめたきっかけは?いつ頃からやっているんですか?

北川:2020年5月で4年目になります。この辺りはランチのお店が少なくてね。もともとは、社員がコンビニ弁当やカップラーメンを食べているのを見て、これではいけないなと思ったのがはじまりでした。そこでお惣菜を取り寄せて、ご飯と味噌汁だけ用意する、そんな風にランチの提供をはじめました。最初はとても喜ばれて。でもみんな、次第に味に飽きてしまったんです。

それなら作ろうと、1から手作りをはじめたのが今の形です。最初は全部1人。片付けまでやっていたらもう大変で。今は当番制にして、みんなに協力してもらっています。


ー手作りランチをはじめてから、社員の皆さんに変化はありましたか?

北川:そうね、喜んでくれるからこれだけ続いているのだと思うけど。最近入った女性社員も「体調がよくなった」って言ってくれましたよ。あとはセルフで盛り付けるから、食べたい量を選べるのも好評です。

女性社員:前職は忙しくて、食事の時間をあまり取らなかったり、お昼と言っても2時や3時に急いで食べるような毎日で。キタセツに入ってカサカサだった肌がきれいになって、びっくりしました。社長がランチを作るというのは話に聞いていたのですが、きっと週に1度とかだろうなと思っていたら、まさか毎日とはびっくりで!母も、ちゃんとお昼を食べているということで、安心してくれています。

ーなぜそんなに食事にこだわるんですか?

北川:健康あっての仕事だからね。健康でないと幸せになれない。社員が健康で安定してこそ、お客様にリフォームで家族の健康と幸せを提案できる。つまり、健康が業績にもつながるんです。食事はその基本ですね。

他にも健康管理のアプリを導入して、1人1人の状態把握に努めているんですよ。毎日測定するんですけど、この波動や数値を見て「ちょっと早く帰った方がいいよ」と伝えたり、仕事の分担を考えたりしています。


メニューはクックパッドより!手書きのメモの入った長年のレシピ集から毎朝選んで作るそうです。

*昨年「健康企業宣言」をして、健康への取り組みが評価されたキタセツさんは、東京建設業国民健康保険組合初の「健康優良企業」に認定されたそう。現在は次のステージとして、経済産業省が推進している「健康経営優良法人認定制度」にエントリー中!結果が楽しみですね。

社長ランチで社員にコミュニケーションが広がる

ー健康のためにはじめたランチ作りに思わぬ効果もあったとか?

北川:そうそう。出来立てを食べようとみんな12時になると、キッチンフロアに一斉に上がってくるんですよね。そこで社員同士の会話が生まれるんです。

ー「今日のメニューはなんですか~?」と次々に現れる社員の皆さんは、まるでお腹を空かせた息子たちのよう(笑) 「あの件はその後どう?」とか、「お子さんの風邪は治ったの?」と話しかける社長の和気あいあいとした雰囲気に、風通しのよい雰囲気を感じました。

ちなみに、人気メニューは?…と社長に伺った瞬間、横から「カレー!!!」という声や、「私まだ唐揚げ食べたことないんです」という新入社員からのリクエストまで。「じゃぁ明日は唐揚げにしよう」という北川社長とのやり取りには、ほのぼのしました。


取引先との商談や、採用面接もこのキッチンから

ーそういえば、料理中にお得意先からの電話が入っていましたよね。「今料理中なんですよ。良かったらいつでもいらしてください。火曜から土曜の11時からここにいますから」って、お誘いされていましたが…。

北川:料理を一緒に作るっていうのはね、とてもいい機会なんですよ。その人のことが本当によく分かる。当番で来てくれる社員はもちろんのこと、住宅メーカーさんなどの担当者の方とも顔合わせを兼ねてきていただいたりしています。採用面接でも「お昼を兼ねてどうですか?」とお誘いして、作るところから一緒にするんですよ。

向かい合って座って話すより情報量が多い。協調性や段取りの良さ、丁寧さ、など、いろんな面が見えてくるから、今のところ私の目に狂いはありません!

ご飯をいただきながらの会話も、心がほぐれて人柄が見えます。

時短は大事!
楽しい料理は快適なキッチンとグッズ選びから!

ー今日のお料理に参加してびっくりしたのはパン粉を手作りされていたことです!玉ねぎのみじん切りもしなくてよくて楽でした~!!

北川:そうなんですよ。そういうところは時短をしなきゃ。フードプロセッサーはおすすめです。あとね、オーブンだと焦げ目ができないって知ってました?だから今日はフライパンで最初に焼いてからオーブンに入れたんです。色々僕も試したから、キッチン周りはお客様にも胸を張って説明できますよ。 

ーなるほど、そんな秘訣があったんですね。それにしても快適すぎるキッチンで、楽しみに待っている方を想像しながらの料理は本当に贅沢な時間だなと思いました。

北川:料理は生活のシーンだから。料理する人がまずは快適で楽しくなきゃ。そしてそこに家族が集って会話が生まれる。食は暮らしの要だからこそ、キッチンの設計や導線は大事だと思いますね。

ランチ当番で家事の腕を上げた男たち

ごちそうさまでした~!と食器を下げると、そこには男性社員さんたちが。後片付けは当番制だそうで、あまりにテキパキ、しかもピッカピカにキッチンを整える姿には、もうびっくり!

当番の社員をねぎらいつつも、「ちゃんときれいな布巾で拭いてね~。曇っちゃうから」などと、北川社長チェックが入ります。

北川:このランチはね、社員の奥さんからも人気なんですよ。お当番制で片付けをやるでしょ。そうするとね「夫がお皿をちゃんと元に戻すようになりました」とか、「食後の後片付けを手伝ってくれるようになりました」って。習慣になるんだよね。

ーひゃぁ~そんな効果もあるんですね。1日1食、これだけ野菜をとれて、バランスよく食べられたら家族としては安心しますし、さらにそんなおまけがついてくるだなんて!今日は貴重なお話を本当にありがとうございました。

<エフォートレス・まとめ>

「社員の健康を大事にする」と確固たる軸を持ち、どうせやるなら楽しんで「ただ作る」以上の意味を持たせるのが北川流のエフォートレス術。

企業のTOPが本気で「食」に価値を感じ、それが社員の生産性と幸福度を高めている。その事実にはただただ驚きと感動がありました。食という字は「人を良くする」と書きますが、食べるたびに自分を良くする、仲間を良くする、風土を良くする、まさにそんな効果が出ているのがキタセツさんの取り組みだと感じます。

私も毎日の食事を大切に、家族を巻き込んで、幸せが溢れる循環を作っていきたいと思いました!

投稿者プロフィール

福岡すみれ
福岡すみれ
食・子育て・英語・ビジネス・女性のキャリアなどについて記事を書いています。前職はお酒&飲料メーカーの役員秘書、現在はフリーランスで3児の母です。あなたが、そして家族やチームが輝くように…令和の時代を軽やかに生きるヒントをお届けできればうれしいです。

2 thoughts on “”食を最強の習慣に!” ~社長自らエプロン姿で料理を!大田区・住宅リフォーム会社のユニークなランチ風景~

  1. 北川 拓 より:

    福岡さん、キタセツのことを良く表現して頂きました。
    ありがとうございました。
    また、是非お時間がある時にランチ作りお手伝いお願いします。

    1. kiwakoAdmin より:

      北川社長、この度は大変お世話になりました。
      たくさんの方が記事をシェアくださり喜んでおられるのを見て、
      本当に素晴らしい企業様との出会いだったことを
      改めて感じております。ランチづくり、またお邪魔させていただきます!福岡

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